この記事では、マネーフォワード光で使えるIPv6対応のWIFI ルータについて解説していきます。
マネーフォワード光を使うとマネーフォワードの無料でプレミアム会員になれて、月額利用料も割安、初期費用も無料と良いことずくめですが、ルーターの貸与はないので自分で用意する必要があります。
私自身がIPv6対応機種を選ぶときにすごく迷ったので、WIFIルーター何を選んだらいいのか迷っている人の参考になれば幸いです。
必須機能 : 【v6プラス】という通信サービス対応品を必ず選ぶ
WIFI規格 : WIFI6(IEEE802.11ax)対応を選ぶほうがいい
他の機能 : 基本的には気にする必要なし
オススメの2機種
【NEC】WX1500HP/AX1500HP
デメリット:値段の割に性能が低い
メリット :アンテナ内蔵で比較的小型。安心安全の日本メーカー
【TP-Link】Archer AX53
デメリット:デカイ、ゴツい、IPv6使用中は一部機能制限あり
メリット :高性能で安い
ちなみにボクは「楽天ひかり」の時から【TP-Link】Archer AX55を使っているけど安定していて良いよ。
WIFI ルーターを選ぶ際のポイント
選ぶ際に気にするところは2点で十分です。
・IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応機種を必ず選ぶ
・WIFI6(IEEE802.11ax)対応の製品を選んだほうがいい
【必須機能】IPv6対応機種を選ぶ
マネーフォワード光はIPv6に対応してるので対応WIFIルーターを選ぶと高速通信が可能。
IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)と一括りに言っても実は複数の通信サービスがあってそれぞれ規格が異なります。
なので、マネーフォワード光のIPv6対応ルーターを探す時には【v6プラス】対応のルーターを選ぶ必要があります。
- v6プラス ← マネーフォワード光
transix
IPv6オプション
IPoEインターネット接続機能
OCNバーチャルコネクト
クロスパス ← 楽天ひかり
v6 コネクト
WIFI6(IEEE802.11ax)対応の製品を選んだほうがいい
WIFI接続で快適にネット、ゲーム、動画、在宅勤務、オンラインミーティングなどをやるならWIFI6対応製品を選ぶのがオススメ!
WIFI6規格が生まれだいぶ経つので対応機種も増えて2020年以降のMac、iPhoneもほぼ対応しているし、WIFIルータも値段が下がっているので10,000円以下で買えます。
名称(規格名) | 最大通信速度 | 周波数 |
---|---|---|
WiFi 6E (11ax) | 9.6Gbps | 2.4GHz帯 / 5GHz帯 / 6GHz |
WIFI6 (11ax) | 9.6Gbps | 2.4GHz帯 / 5GHz帯 |
WIFI5 (11ac) | 6.9Gbps | 5GHz帯 |
WIFI4(11n) | 600Mbps | 2.4GHz帯 / 5GHz帯 |
通信規格的にはWIFI5でマネーフォワード光の1Gbpsは十分に見えるけれど
実際にはWIFI6のほうが高速通信が安定してできるよ。
【不要機能】その他オプション
WIFIルーターは他にも色々とオプション機能がありますが、「接続台数がすごく多い」、「家が広くて一部の部屋で通信が安定しない」ってことでもなければ、特に気にしなくて良いです。
機能 | 内容 |
---|---|
ストリーム | スマホなどがMIMOに対応していれば高速に通信が可能 複数のスマホなどを同時接続したときにも通信が安定しやすい 2x2、4×4などで本数が多いほど強い |
ビームフォーミング | スマホなどの位置に合わせて通信を最適化 |
メッシュWi-Fi | 広い家に住んでいる人向け機能 複数のWIFIルーター中継して通信 |
NAS | 外付けHDDなどを接続すれば共有ストレージになる |
VPN | セキュリティ強化 |
QoS | 特定の端末の通信を有線させる |
メーカー各社の対応品リストについて
メーカー各社がIPv6の対応機種の情報をまとめています。
NEC、BUFFALO、IO DATA、TP-Linkは色々なユーザー向けに製品を出していますが、AUSUはゲーマ向け製品のみです。
メーカーのリストだと値段もスペックも不明で
ボクは正直どれを選んだらいいかすごく困ったよ。
オススメの2機種
普通の使用目的であれば1万円ぐらいのエントリー製品で十分です。
1万円ぐらいの製品ならWIFI6に対応していますし、接続可能台数も多いのでファミリーで使っても十分に高速通信が可能です。
ネットが多少遅くてもOKであれば5,000円ぐらいのWIFI6未対応機種で十分でしょう。
今まで色々なルータを使ったけど「NEC」と「TP-Link」が特に安定していたから個人的にオススメだよ。
小さい子供が居てスマホやゲームの時間を制限したいならNECのAterm AX1500HP がオススメ。
「サイズ・デザイン、中国メーカー」が気にならなければ【TP-Link】Archer AX53がコスパ良くてオススメ。
【NEC】WX1500HP/AX1500HP
安心の国内メーカー「NEC(日本電気)」製のルーターです。
サイズが小さめで、アンテナ内蔵なので置く場所には困りにくいです。
「TP-Link」と比べるとコスパが悪いですが、IPv6使用中でも機能制限はないので小さい子供が居てネットワーク制限(使用時間帯の制限)が必要な人にオススメ。
Amazonが販売する製品は「WX」→「AX」になって【Amazon.co.jp 限定】と表記されるみたい。
- サイズが小さく、アンテナ内蔵で外観がゴテゴテしていない
- 1201 [Mbps] + 最低限必要な機能・スペックは揃っている
- IPv6を使っていても機能制限を受けない
TP-Linkの同価格帯と比べると速度が遅め
接続機器が18台と少なめで大人数やIoT機器が多い場合は不足することも
サイズ | 46x145x145 mm |
無線LAN速度(5GHz) | 1201 Mbps |
無線LAN速度(2.4GHz) | 300 Mbps |
有線LAN | 3ポート、最大 1Gbps |
接続台数 | 18台 |
ストリーム | 2 |
ビームフォーミング | ○ |
メッシュWi-Fi | × |
NAS | × |
VPN | × |
QoS | ○ |
子供安心タイマー ※保護者によるアクセス制限 | ○ |
保障期間 | 1年間 |
【TP-Link】Archer AX53
中国 深圳のメーカー「TP-Link」製のルーターです。
価格が8,000円程度と国内メーカーと比べて安くて高性能。コスパが高いです。
もちろん安くても速度・動作も安定しています。
欠点としてはデカくてゴツいです。
- 基本的な機能・スペックが同価格帯の国内メーカーより高い
- 無線LANの最大速度が2402 Mbpsと高速
- 保証期間が3年と長い
- 接続台数が42台と多いので大人数やIoT機器を使っていても安心
- サイズが大きい。アンテナ4本も立っているので存在感が強い。
- 一部機能がIPv6使用中は使えない
(QoS、ペアレンタルコントロール、HomeShield)
サイズ | 260.2×41.6×135 mm |
無線LAN速度(5GHz) | 2402 Mbps |
無線LAN速度(2.4GHz) | 574 Mbps |
有線LAN | 4ポート、最大 1Gbps |
接続台数 | 42台 |
ストリーム | 4 |
ビームフォーミング | ○ |
メッシュWi-Fi | ○ |
NAS | ○ |
VPN | ○ |
QoS ※ 通信の優先度設定 | △ (IPv6では使用不可) |
ペアレンタルコントロール ※ 保護者によるアクセス制限 | △ (IPv6では使用不可) |
保障期間 | 3年間 |
1人暮らしなら少し安いこの機種もオススメ。
安くてもNECの1万円程度のと同程度のスペックだよ。
その他
WIFIルーターの「設置場所」と「有線接続」の注意事項についてです。
設置場所
WIFIの電波は「障害物がある」や「距離が離れる」と弱くなるので、ルーターを「家の中央付近」「高い場所」に設置してあげると通信が安定して高速な通信がしやすいです。
有線接続
有線で接続するときは、古いLANケーブルで有線接続すると通信速度が低速になるので、
CAT6やCAT7の高速通信に対応したケーブルを使いましょう。
激安のよくわからないメーカー品より、ある程度有名なメーカー品を選んだほうが通信が安定しやすいのでオススメ。
CAT6もCAT7も値段はほぼ変わらないのでCAT7がオススメ。
最後に
最後まで見てくださりありがとうございました。
この記事では、この記事では、マネーフォワード光で使えるIPv6対応のWIFI ルータについて解説しました。
見てくださった方の参考になれば幸いです。
WIFI6Eという新規格もありますが、6GHz対応で電波干渉を受けにくく通信が安定しやすいメリットがある程度です。
対応スマホ・PCの機種が少なく最大通信速度もWIFI6と同じ、対応ルータが最新の上位機種のみで高額。なのでお金にすごく余裕がある人以外はオススメできないです。