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株主優待を高く売る方法 買取業者 vs メルカリ(メリット・デメリット)

今回は余った金券タイプの株主優待を高く売る方法について解説します。主に買取業者とメルカリ(フリマアプリ)で売る場合のメリットデメリットの解説となります。

日本の個別株は一部銘柄を持っていると定期的に貰える株主優待ですが、自分で使いきれなかったり、近くにあったテナントが撤退して自分では使えなくなってしまったりして期限切れになる前に売ってしまうことがあります。

この時に売る先として買取業者とメルカリ(フリマサイト)があるのですが、どちらも一長一短があるので説明していきます。

まず最初に結論

  • 優待券が1種類ならメルカリで売るのが最強
  • 優待券が複数種類でたくさんある場合の売り先:
    • 手間を少なくしたいなら買取業者一択
    • 少しでも高く売りたいなら買取業者とメルカリの併用
  • 高く売るタイミング
    • 買取業者は期限の3ヶ月前まで、できる限り早く
    • メルカリは到着直後、また出品が少なくなる到着後2ヶ月後〜

今回買取業者としては私がよく使っている、アクセスチケット、チケットオンラインを参考に記載しています。優待券によっては他業者の方が買取価格が高いとかありそうですが、大きな違いはないと思っています。

ちなみに当たり前のことですが、株主優待は自分で使えるなら自分で使った方がお得です。株主優待は利回りが高い物も多いですが、売ってしまうと買取価格と額面の差額や手数料、送料などで良くても額面の8割程度まで下がります

 

買取業者に売る

まずは買取業社に買い取ってもらう場合のメリットデメリットです。

メリット

現金化が簡単

買取業者に持っていくor 郵送するだけなので最も簡単に現金化が可能です。

メルカリなどに比べると買取に慣れている業者への売却なのでスムーズです。郵送の場合は1回目は少し面倒がありますがそれでも2回目以降の売却は非常にスムーズに完了します。

まとめて売れるので手数料・送料が安い

手数料(送料)が固定。買取業者に売る場合の手数料は大きく2つで560円

  1. 送料(基本料金100gで140円+簡易書留320円)でざっくり460円
  2. 銀行振り込み手数料(100円)

メルカリなどのフリマアプリで売る場合は1件ごとに手数料と送料がかかるので、株主優待券を複数種類売却するとそれぞれで手数料と送料が掛かり思ったほどお金が残らないことがありますが、買取業者なら送料が一括なのでまとめて売る場合には有利です。

ただし簡易書留などの記録の残る方法で送る必要があり送料1回分の単価はメルカリなどに比べて高めです。

  • チケットオンラインに送る場合の方法:(出典:チケットオンライン)
  • アクセスチケットに送る場合の方法:(出典:アクセスチケット)
  • 簡易書留の送料(出典:日本郵政)

 

業者間の比較が簡単

業者によって買取価格に多少の差があります。感覚的には総額で2〜3割程度の差になることもあるので複数社で比較をしたほうが高く売れるのでオススメです。

また、1つの業者にまとめて売るより複数の業者に分けて売った方が高くなる場合もあります。勿論それぞれに送料や手数料、発送の手続きが必要なので1社にまとめた方が簡単にはなります

私は複数業者に分けて売るのが面倒なので総額が一番高くなる業者にまとめて売ってしまっています。下は私が7月ごろに2つの業者で価格を比較した結果です。全く同じ株主優待にも関わらず買取総額では2割程度もの差になっています。

銘柄チケットオンラインアクセスチケット
エディオン2010 円2400 円
ビックカメラ1600 円1916 円
吉野家2150 円2500 円
大庄1260 円1800 円
買取総額7020 円8616 円

 

 

デメリット

買取金額が安め

個別の買取金額はメルカリと比べると低くなる場合が多いです。

家電量販店の株主優待は額面の8割、飲食店は額面の6割ぐらいになることが多いです。また一部の地域にしか店舗がない会社やマイナーな店舗でしか使えない優待などは買取価格が低い傾向にあります。

売れる期限がある

買取業社の場合は使用期限が2~3ヶ月を切ると買取不可になる場合が多いです。

なので3ヶ月前には送らなければいけないのですが、株主優待が全て同じタイミングで到着するわけではないでのまとめて売るタイミングが難しかったりします。

マクドナルドの買取期限(アクセスチケット)

買取不可のものもある

一部の株主優待は買取不可になっています。

ある買取業社は買取不可でも別の業者は買い取ってくれる場合もあるので、もし買取不可の優待券があれば他の業者を調べてみると案外買い取ってくれたりします。

アクセスチケットの場合は買取不可

チケットオンラインは買取可能

身分証のコピー送付が必要

古物営業法で決められているため業社への買取をしてもらうには身分証の提示が必要になります。

メルカリなどの個人間の取引では不要な手続きなだけに面倒です。ただし、基本的には最初の1回だけなので同じ業者を使い続ける場合にはそこまでデメリットにはならないです。

  • アクセスチケット
  • チケットオンライン

 

メルカリ(フリマアプリ)で売る

次にメルカリで売る場合です。基本的にはどのフリマアプリも同様だと思うので、メルカリを基準に考えています。

メリット

単体としての販売金額が高い

多くの優待は単体ではメルカリの方が高く売れます

例えばマクドナルドの株主優待の場合、手数料を含めてもメルカリの方が買取業社より高いです。

メルカリでの販売価格が4,350円、手数料が435円(10%)、送料が200円。4,350円 – 435円 – 200円 = 手元に残る金額が3,715円。買取業社の買取価格が3,420円。買取業社の手数料が0円としても300円程度メルカリの方がお得になります。

 

今度はビックカメラの場合、手数料を含めると買取業社の方が高くなります。

2000円分の時メルカリでの販売価格が2,000円、手数料が200円、送料が200円。2,000円 – 200円 – 200円 = 手元に残る金額が1600円。買取業者が1000円あたり959円で1.918円。買取業者の手数料が560円なのでざっくり1360円。

単体としてはメルカリの方が高く売れますが、買取業者は他の優待と合わせて買い取って貰った場合も手数料は固定なので場合によっては買取業者の方がお得になります!

買取価格の参考値

メルカリ買取業社
マクドナルド
ビックカメラ

 

なんでも売れる

買取業者では買ってくれないような株主優待でもメルカリであれば値段がつきます!

例えば、イオン系列(イオン九州)の株主カードはどこの業者も買い取ってくれませんが、メルカリなら500円程度ですが買い手がつきます。

デメリット

販売手数料・送料が個別に掛かる

メリットの箇所でも少し書きましたが、メルカリは単体での値段は高くなりますが、取引毎に手数料と送料が掛かります。特に送料が紛失等のリスク回避のためには200円程度かかるので厄介です。

値段の安い株主優待の場合は個別にメルカリで売っても送料と手数料でほとんど手元に残らないため、まとめて買取業者に売ってしまった方が総額では高く売れます。

出品の手間が掛かる

メルカリは個別の優待毎に売ることになるので、優待の撮影や説明文の記載、値引き交渉の対応、発送、相手への評価など多数の手間ががかかり非常に面倒です。

優待が少ない間はメルカリでもいいのですが、優待券が大量になってきたら買取業者の方をオススメします。

売るタイミング

優待を売る場所が決まったら今度はいつ売るかというタイミングです。基本的には早く売る方が高く売れます。

買取業者の場合はその傾向が強く、期限が近づくほど買取価格が下がっていき最後は買取不可となります。

メルカリの場合は期限が残っていれば、買い手が付きますが期限ギリギリになると値段を下げないと難しくなります。ただしメルカリの場合は優待が届いた直後は他の人も同じように出品するため価格競争が発生して値段が下がる傾向があります。数ヶ月もすれば落ち着くので最も高く売れるタイミングは到着直後と到着から数ヶ月後となります。

最後に

上記したように株主優待は買取業者やメルカリなどのフリマアプリを使うことで結構高い値段で売ることができます。

ただし、売却前提で個別株を買うことは個人的にはあまりオススメできません理由は株主優待が改悪されたり廃止されることがあるからです。株主優待を実施している会社の株価は優待目的の人によって株価が支えられている一面があるので、もし優待が廃止されようものなら株価が急降下して優待で得ていた利益が完全に吹き飛びます

大量の資産があり、株主優待界で有名な桐谷さんのように幅広い銘柄の株主優待を取得していれば多少の廃止があっても他の銘柄でカバーできますが一般人には資産が足りずに少数の銘柄しか買えません。売ることを前提とした株主優待の取得をしようとすると優待利回りのいい銘柄が多くなって改悪や廃止のリスクが高くなるのでオススメできないわけです。

とはいえ株主優待は弱小投資家が機関投資家などの大口投資家と比べてかなり有利になる制度です。自分が使えて利回りが高めの優待を手に入れると、優待で外食ができたり、お買い物がお得になったりと生活が少し豊かなるので自分に合った優待銘柄を買ってみてはいかがでしょうか?

以上で今回の記事は終わりです。最後まで読んでくださりありがとうございました!